▪現場
天狗岳
長野県茅野市
標高: 2,646 m
<豆知識>
東天狗岳にある天狗岩と呼ぶ岩塔を天狗の鼻に見立てた山名と考えられる。
八ヶ岳の中でも初心者向けの山として有名。
▪タイムテーブル
23:30 ジャパンレンタカー今池店集合
夜中 天狗岳登山口駐車場
⇂ 仮眠
6:00 登山開始
8:30 黒百合ヒュッテ着
9:30 黒百合ヒュッテにてご飯
10:15 登山再開
11:24 東天狗岳頂上
12:00 西天狗岳頂上
14:50 下山終了
河童温泉
麺屋しるし
21:00 今池ジャパンレンタカー
解散
今回の登山、scheduleでは甲斐駒ヶ岳となっていましたが、天気により断念しました。
当初は違うお山へ行く予定だったのですが、ついた場所が天狗岳登山口駐車場だったそうで天狗岳へ登山となりました。
(私は爆睡していたので詳しく分かりませんが、途中の分岐を鹿の登場により間違えた模様。)
天狗岳は登山口すぐからもののけ姫のような森で、苔が美しい登山道が続く山でした。
少し湿った苔と木の根に足を取られながらも、皆さんとても順調な早いペースで登っていきます。
途中ですれ違ったおじさまに黒百合ヒュッテの情報をもらい、おすすめの食事が「ビーフシチューとケーキ」と聞き、『美味しそ~~』と唸る一同。
黒百合ヒュッテまでは一瞬でした。
一瞬すぎて、記憶が曖昧です。
なにしろ早くに着きすぎた為まだ開いておらず、ベンチで待機。
そこへ先ほどのおじさまが到着。
黒百合ヒュッテの名前の由来となったクロユリや、カモシカと鹿の足についてや、高山植物についての話をして下さりました。
クロユリも教えてもらい見ることができました!
まるでガイドさんのような知識の多さと次々に出てくる山の話はとても面白く、永遠に聞いていられると思いました。
そのおじさまは大学で教授をやっていたこともあり、今はヒュッテのお手伝いもしていて、山に定点カメラを取り付けて野性動物の生体観測もしているという凄い方でしたびっくり!
そんなこんなで気づけば黒百合ヒュッテの開く時間です。
ここのビーフシチュー、とっても美味しかった。
具材がゴロゴロと入っていて、丁寧に作られたルーの味がしました。
2杯はいけるなというくらい美味しかった!(でも食べ終わったらお腹一杯でその後の登山がきつかったので、ちょうどよい量です。)
コケモモケーキもとてもよいsmell がして、美味しそうでした。
ゆったりとご飯をたべながら今回初参加の小原さんのあだ名とお仕事の話で盛り上がる我々。
ざぎんというあだ名がつきましたが由来はすっかり忘れてしまいました!スミマセン!
小原さんのお仕事もとても興味深く、一気に質問大会でとても面白かったので、是非聞いてみることをおすすめします!
他の登山客が続々と到着してくるなかで、美味しいご飯でパワーチャージし終わった我々は天狗岳頂上を目指します。
しかし、ここからが本当にきつかった!!
体がとにかく重く足が上がらない。
山の傾斜もきつくなり岩場が延々と続くコースが、ご飯で満腹になり体が重くなった我々に立ちはだかります。
『こんなにきつい!?』と驚きつつ、ゆったりとしたペースで登りました。
周りは一面ガスガスで、幻想的でした。
晴れてほしいけれどこれはこれで良いよね~~というmindです。
登山口から黒百合ヒュッテも黒百合ヒュッテから天狗岳頂上への道中も登山客がほぼいなかった為、とても登りやすかったです。
しかし、それとは対比するように東天狗岳頂上には人が沢山いました。
記念撮影をして休憩をしていた我々。
ガスが更に酷くなり、「5分でいいから晴れてほしいね」と登山当初からずっと言っていた我々の前に現れたのは、
雲海でした。
さっきまでのガスが嘘のように、サーっと広がる雲海。
ここにくるまで、ガスばかりで景色という景色を見れていなかったので雲海を見た我々は大興奮のあまり叫んでいました。
<豆知識>
雲海とは、雲が広々と海のようにひろがって見える様子。
地上から見られる雲海は、山間部などでの放射冷却によって霧、層雲が広域に発生する自然現象で、様々な気候条件が揃ったときに見ることができます。
しかしその雲海も、ものの5分ほどで消えてしまいました。
またガスが出てきたので西天狗岳頂上へと移動する我々。
今日は本当になにか運を持っていたのかと思うほど、素晴らしかった。
なんと、西天狗岳頂上のほうが雲海をはっきりと見ることができたのです。
しかも、その雲海は我々が西天狗岳頂上へと近づくほどにはっきりとした形をしていきました。
西天狗岳の頂上にて右側の雲海に目を奪われていると、左側のガスがだんだんと薄くなっていき、赤岳が姿を見せました。
雲の中から姿を現し、まるで赤岳から雲が溢れてきているようなあの景色は本当に素晴らしかった。
ここの場所で、皆であの素晴らしい景色を眺めたことは文字通り、最高でした。
夢子さん風にいうならば、
「さいこ~~~⤴️⤴️⤴️」です。
ちなみに写真は天狗のポーズをしています。
下山は周回ルートでいきました。
険しい岩場とつるつるの苔の森。
途中の第一展望台で話が盛り上がり、楽しい下りでした。
なお私(ともうお一方)はとんでもない腹痛に襲われて冷や汗をかきながらの下山になりました。
下山後は河童の湯という地元の方に愛されているであろう銭湯(400円!安い!)へ行き、汗と疲れをとり、おそらく店主がミスチルを大好きであろう(店内のBGMが永遠にミスチル、ミスチルパッケージの鼻セレブの箱が飾ってある、店の名前がおそらくミスチルの曲の名前)ラーメン屋さん、しるしへ。
皆で食べれば怖くない(主に臭い)という心理でにんにくをばんばんいれました。
とても美味しいラーメンでした。
本当に本当に楽しい1日でした。
ハプニングもありましたが、それらも含めて、素晴らしい日になりました。
色々な山の候補をあげて、幹事をしてくださったせり兄ありがとうございます。
天狗岳は良い山でした!!
殿、中国お気をつけて!
そして、皆様お疲れ様でした。
以上!
長々と読んで頂きありがとうございます。
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